親のまなざし

親のまなざし①

毎月保護者さんへのお便りを出しています。その名も「すぎぼっくり便り」

開園当初から発行して100冊を越えました。(サボって出さない月もありましたさ~)

「HPで、すぎぼ便りの内容を紹介しても面白いっすよ~」とスタッフに言われ、過去のものを読み返すと、ここだけで眠らせるのは勿体ない、という記事が多々ありました。

ブログで小出しにご紹介したいと思います。

すぎぼっくり便りアーカイブ

【2014.6月号】

「ぼくたちは本能に従って歩くのがいいんだ。ぼくは磁石なんか信用したことがないね。
磁石は方角にたいする人間の自然な感覚を、くるわせるだけさ。」
スナフキンはこんなことを言っているが、たくさんの「磁石」を手にしてしまったばっかりに
自分でも気づかないうちに狂ってしまったものがある…
純粋な子ども達と一緒に過ごしているとそんなことを気づかされたりもした。
楽しい遠足…というのはもちろんのこと、
自分にとっても学びの多い貴重な時間を過ごせる一日だった。
ありがとうございました。

S S

  

「ぼく、のったことあるよ」「すーぱーはくとにものったことあるー」

6月19日、木曜日。汽車遠足。智頭駅から用瀬駅まで向かう汽車の中、子どもたちは楽しそうに言った。たった10分程度の乗車なんだけど、子どもたちにとっては大冒険なのだろう。前の日の夜から、楽しみにしていたという子も少なくなかった。

用瀬の駅からはみんなで歩いて運動公園へ。公園に向かう道ばたで木苺をみつけてつまんだり、花を摘んでみたり、休憩をしてお茶を飲んだり…いつもの光景。ついつい大人になって見逃してしまう小さなことを子どもたちは見逃さない。そんな気づきを森以外でも与えてくれる。

しばらく歩いて、公園に着いた。すぐに子ども達は大はしゃぎ。名前の通りレインボー滑り台は虹色…
そして、なにより大きい。僕の3分の1くらいしかない子ども達にとってはもっと大きく見えるだろう。

いつもの通り、それぞれのペースで遊び、お腹が減った子ども達からお弁当を広げる。遠足だったので、おやつを嬉しそうに食べている子たちもちらほら。

公園でしばらく遊んだら、近くの川へ移動。魚をつかまえたり、裸になって水遊びをしたり…暑い天気にあわせて遊ぶ子どもたち。寒い雪の日は寒さの中でしかできない遊びがあるように、暑い天気だからこその遊びを自然と楽しんでいるようだった。

もちろんスイカ割りも…するはずだったが、やんちゃな子ども達の手にかかれば、ゲームが始まる前にスイカが割れていたって驚かない。スイカ割り大会はスイカのタネ飛ばし大会に変更。みんなそろって河辺でスイカを食べる贅沢を味わう。

最後は、いつものように絵本を楽しむ。絵本はいつでもいろんな世界に連れていってくれる。どこにいても子ども達にとって尊い時間なのだろう。そんなことを感じる瞬間だ。

~保護者当番のお父さんの報告~

すぎぼっくり便りアーカイブno.1

まなざし | 空のしたひろば すぎぼっくり (sugiboccuri.com)

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